間違ってこの世に生まれてしまったのかもしれない

とにかく明るい詩を歌うしかない

赤卵

何かができなかったり、何かを失敗したりして、

人の期待に応えられずに悲しい時がある。

 

熱心に指導してもらったのに、試合で負けたりとか。

受験に落ちたりとか。

就職が決まらなかったり、なかなか結婚しなかったり、ね。

 

「勝手に期待する方が悪い」とか「一生懸命やったから仕方ない」と思うことなんて、自分にはできないから。やっぱり、自分が悪いと思ってしまう。

 

どうしても悲しく苦しくなった時は、むしろ相手の視点に立つといい。

自分が悲しかろうが、嬉しかろうが、相手にとって事実は変わらないのだ。

 

卵売り場の、卵一つ一つに5cmくらいの人が入っていたら、もしかしたら、内側から卵の殻を黒く塗ったり、青く塗ったりしているかもしれない。テレビの絵描き歌を聞きながら下手なドラえもんの絵を描いてるかもしれない。

でも、割って見なけりゃ白い卵は白い卵。

 

これは意外なことだが、自分が、何を思っていようが、何を嘆いていようが、周りから見たら、見えないのだから知ったこっちゃないのだ

 

だから、相手に申し訳ないと思っても、自分が心の中で考えることはなんの影響もない。悲しく思う必要はない。

 

赤い卵もあるけどね。

赤い方が、美味しいのかな。