間違ってこの世に生まれてしまったのかもしれない

とにかく明るい詩を歌うしかない

下位

「せんせーに言おー(独特な旋律)」

「なんでできないの!?バカじゃないの!?」

「ちゃんと歌ってよ!」

「どうせあいつほんとは風邪じゃないんだぜ」

「ほんと、使えねえな、同じチームになって最悪だよ」

「常識ない奴。消えればいい」

 

 

努力しない人もいるし、サボる人もいるし、うまくできない人もいる、頑張っているように見えない人も、怒りっぽい人も、人が当たり前にできることができない人もいる。その人は結果として仕事や、報酬や信用を失うこともあるだろう。

 

ただ、何かできるやつが自分よりできない人を見つけては、その人が自分より下位で、自分は上位の人間で、だから何を言っても良いと思っている。

そんなことはない。それぞれ、できることをするしかないのだから、人のことをごちゃごちゃ言ってないで自分のできることをすればいい。

できない人を指導するのが、役目なら、なおさら文句を言っている場合じゃない。

不均一な個体を生かすために人間社会がある。

 

この感覚がおかしいのならば、私も「いらない奴」の側なんだろう。

それでも、私は自分より下位の人間がいるなんて思うことはできないし、そう言って来る人を上位だとも思わない。私たちは人間で、マウンティングするゴリラじゃないんだ。